科研費報告
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科研費 19H02582
代表者:大野 恭秀
研究期間:2019年4月1日~2021年3月31日
研究課題:エピタキシャルグラフェンによる電荷移動型FFTバイオセンサの開発
科研費 19J11603
代表者:谷口 嘉昭
研究期間:2019年4月1日~2021年3月31日
研究課題:高品質SiC上グラフェンを用いた多項目解析用バイオチップの開発
科研費 B15H03551
代表者:大野 恭秀
研究期間:2015年4月1日~2018年3月31日
研究課題:機能化グラフェンアレイ構造を用いた高機能イメージバイオセンサの開発
科研費 B26289107
代表者:永瀬 雅夫
研究期間:2014年4月1日~2017年3月31日
研究課題:異種機能集積化グラフェンデバイス構成法の研究
科研費 B22310086 詳細情報
代表者:永瀬 雅夫
研究期間:2010年4月1日~2013年3月31日
研究課題:数層グラフェン薄膜の局所電子・機械物性制御
研究成果の概要(和文):SiC上グラフェンのナノスケールでの電子物性と機械物性の複合物性の制御技術の研究を行った。導電性走査ナノプローブとグラフェンのコンタクト導電率が最大で105変化する、電流スイッチ現象を発見した。これはプローブとグラフェンの機械的相互作用により、グラフェンの一部がナノメンブレンするためであることを明らかにした。グラフェンの電子-機械複合物性応用への端緒を得た。
科研費 B19310085 詳細情報
代表者:永瀬 雅夫
研究期間:2007年~2009年
研究課題:数層グラフェン薄膜のナノスケール伝導特性の解明
研究成果の概要(和文):SiC上に熱成長したグラフェンの局所電子物性の解明を目的に研究を進めた。低エネルギー電子顕微鏡を用いることにより精密な層数制御に成功した。さらに、層数制御を行った高品質なグラフェン薄膜に対して、独自に開発した集積化ナノギャップ電極プローブを用いてその局所電子物性の計測を行った。その結果、ナノグラフェンにおいては閉じこめ効果に由来するコンダクタンスの幅依存性が観察できた。また、均一グラフェンにおいてはステップ部での導電率変調を見いだした。今後のグラフェンの電子デバイス応用に関して有益な知見が多く得られた。